マダム・アルフレッド・キャリエール
(クラシック・クライミングローズ)

丈夫なノアゼットローズで、半日陰でも開花します。
ベージュを帯びた白の色調、細い枝、甘い香りとのこと。
株)サカタの種で大苗を注文したら売り切れで、ドイトから改めて取り寄せました。(T)
サカタからも5月には新苗が届いたので、西側フェンスに植え付けました。(U)


2007年9月に西側であんなに元気良よく咲いていたキャリエールの葉が茶色くなり始め
2008年の春にはもう芽吹きませんでした。原因はテッポウ虫と思われます。
早くに気が付いてやらなくて可愛そうなことをしました。


 道路側から見た全体の様子。
中央に花がなく左右に分かれてしまっているのが残念です。
今年真中に、良いシュートが伸びてくれるといいんですが・・・。
(2011年5月22日撮影)
 
 ノアゼットらしく、ややうつむき加減に、たわわに咲きます。
(2011年5月23日撮影)
 道路側から見たところ。
ツルバラの中では最も早咲きなので、
クレマチスのドクター・ルッペルと同時に咲き始めました。
(2011年5月22日撮影)
 
 こちらは庭側から。
日陰でも花が付きますので、庭側にも花が一杯。
(2011年5月22日撮影)
 
2011年の開花が始まりました。
お天気が良すぎてデジカメでの撮影に向かず
夕方まで待ってやっと、庭側から撮影しました。 
(2011年5月20日撮影)
 咲き始めは、ほんのりとピンクが入りますが、直ぐに白薔薇になります。
(2011年5月20日撮影)
 こちらは、残った東側の株(T)の誘引後です。
道路側より撮影しています。
(2010年12月12日撮影)
 向かって左側がピエール・ドゥ・ローンサール、
右側がマダム・アルフレット・キャリエール。一部交差してます。

枝は出来るだけ折れないように注意しながら、伸びたがっている方向に
誘引するようにしていますが、フェンスが網目状の為に反対側に伸びた
枝を引き戻したり、そのまま外側に誘引したりと工夫します。
 
そこにさらに旧枝咲きのクレマチスであるベル・オブ・ウォッキング
のツルが絡まっているので、このツルを切らないように細心の注意を
しなくてはなりません。手伝ってくださる農家の男性と二人かがりで
これ1本誘引するのに3時間は掛かります。女性一人では無理です。

かといって植木屋さんに任せても、よほどバラに慣れた
専門家でないとただシュートを切りこまれてしまうだけです。
誘引まではできません。

どの枝を残して、どの枝を思い切って剪定してしまうかの判断は
私以外には出来ません。この作業こそがツルバラの醍醐味だと
思う次第です。以上指先をトゲで傷だらけにしながらキーボードを
そおっと叩いた思い出として記録しておきます。(^o^)ゞ
(2010年12月12日撮影)
誘引前の状態。 
放任していたので2mあるフェンスの上まで伸びる(3m以上もしばしば)
シュートでボウボウの状態です。(^^;;;

ツルバラの正体は花後のこのシュートの姿にあります。
これを見苦しいからと切ってしまうと、翌年の花が望めません。

ピエール・ドゥ・ロンサールなど他のツルバラもほぼこれと同様です。
生垣がツルバラの我が家は夏以降はお化け屋敷のようです。
我が家はこの辺を気にしないので、生垣に出来るんだと言えます。

満開の時の花姿だけをイメージして植え付けると、
お庭をいつも綺麗にしていたい方にとっては辛いものがあるしょう。
(2010年12月7日撮影)



しっかりした白薔薇は大変丈夫で、毎年ツルバラの中では
最初に咲き始めます。(2006年5月26日撮影)
西側フェンスの開花の様子。スノーグースといっしょに咲き乱れる。
(2005年5月20日撮影)
西側フェンスの開花の様子。2004年5月19日撮影。
東側フェンスのキャリールは、クレマチスのベル・オブ・ウォッキング
とほぼ同時に開花しました。一番花は5月10日頃ともっとも早咲きです。



大苗から東側フェンスに植えたTの株 新苗から西側フェンスに植えたUの株
結局開花したのは最初の5〜6月だけでしたが
たくさんのシュートを誘引しました。
四季咲き性があるはずですが、暖かい地方
での成績が良いそうです。トゲがなくて
枝もしなやかなので、誘引は楽でした。
こちらも負けずに見事なシュートでしたので
ノビノビと誘引しました。丈夫とのことでしたが
2本とも うどんこ病には罹りました。ただし
枯れたり、樹勢が衰えたりしなかったので
やはり強健種であると言えるでしょう。
この6月のシュートは可愛らしかったですが
この後野放図にどんどん枝が出ました。
こちらは、新苗から伸びたシュート。
8月撮影。
雨の中、開花!
小ぶりなままですが、香りは甘く感じられます。
(2003年5月16日撮影)
マダム・アルフレッド・キャリエール(U)
こちらがサカタより5月に送られてきた新苗。
蕾が付きました。
(2003年4月30日撮影)
マダム・アルフレッド・キャリエール(T)
写真は葉が展開してきた2003年4月の様子。
ドイトからの大苗を1月に植え付けたもの。