イングリッシュ・ローズ図鑑[3]
(主に花フェスタ記念公園にて撮影)
ここでは、アイウエオ順に並べてみました。

その3(サ行)

ザ・シェファーデス
2006年発表の最新交配種。
アプリコットピンク色で咲き始めはピンク。
コロコロしたカッブはも散り際まで保たれる。小型。
(チェルシーガーデンの試験栽培より寄贈のお写真)
サー・エドワード・エルガー
大輪カップ咲きからロゼット咲きに変化。
サクランボ色と深紅の中間の色合いに特徴がある。
直立型の樹形である。
サー・ウォルター・ラリー
花色はウォーム(燃えるような)ピンク。
花付きはそれほど良くないが、オールドローズ系の
香りが強い。
ザ・カントリーマン
ローズピンクのロゼット咲き。オールドローズの香り。
枝がしなる散開型なので、この枝先を地面に固定
して弓曲げ式に仕上げても良い。
ザ・ダークレディ
大輪ロゼット咲き。深紅の牡丹の花を連想させる。
オールドローズ系の香りが強い。鉢植え可。
ザ・ナン
チューリップ状の半八重咲きで色は白。
中輪で良い香りがある。
伊藤さんよりお写真頂きました)
ザ・ハーバリスト
巨大輪半八重咲きのピンク。香りは少ないが強健。
背はやや低く散開型の樹形。
ザ・ピルグリム
黄色〜ソフトイエローの巨大輪ロゼット咲き。
強健な枝を持つ。秋の花は少ない。
ティ香とミルラ香との間で完璧なバランスを取ってる。
(あみのママさんよりお写真を頂きました。)
ザ・フライヤー
初期のイングリッシュローズ。中型。
淡いピンクの中輪房咲き。多弁花。
繰り返し咲き性がよい。
(お写真は我が家の薔薇です)
ザ・プリンス
ロゼット咲きで濃厚なロイヤルパープルは別格。
背も低く横に広がらずコンパクトな樹形。
香りもオールドローズの良い香りが漂う。
雨にあたると黒ずむので鉢植えがお勧め。
(お写真は我が家の薔薇です)
ザ・プライオレス
パールホワイトの半八重咲き。
病気には弱い。大型樹形。
ザ・ミラー
花は透明なピンクでほぼ半八重咲き。
非常に強健で、寒さに強い。
一見ありふれたバラと、
オースチン氏はあまり推奨していない。
ザ・メイフラワー
この花は、黒点病・うどん粉病・サビ病に対して
完全な耐病性を持っている。深いローズビンクの花は
定期的に咲き、花のない時が見られないほどだ。
オールドローズの強い香りを持つ。2001年発表。
(2002年秋、うにゃ子がローゼス社温室にて撮影)
サマーソング
2006年発表の最新交配種。
ブロンズがかった濃いオレンジ色で、カップロゼット
から花弁の密なロゼット咲きになる。中型。
 
写真は我が家の薔薇です。)
ジ・アレキサンドラ・ローズ
銅色を帯びたピンクの一重咲き。耐病性がある。
先のほうの枝にはほとんどトゲがなく扱いやすい。
丈の高い横に広がるシュラブだが、剪定によっては
鉢植えも可。(お写真は我が家の薔薇です)
ジ・インジニアス・ミスター・フェアチャイルド
(THE INGENIOUS MR.FAIRCHILD)
2003年発表。
花弁の内側ほど濃いピンクで外側が淡く変化。
さらに一枚の花びらが端にいくほど色が濃いという
縁取り効果がある。甘い香り。強健種。
(チェルシーガーデンより寄贈のお写真)
ジェームズ・ギャルウェイ
淡いピンクの花は、花びらが非常に多い。
耐病性に優れて花持ちがよく、トゲが少ない。
2001年発表。(お写真は我が家のバラです。)
ジェーン・オースチン
杏がかった黄色のカップ咲きからロゼット咲きへ。

ティローズ系の強くて甘い香りがあり、強健種。
ジェフ・ハミルトン
ソフトピンクのカップ咲きで花数が多い。
丈夫で格段に病気に強い。ツル性。
花弁の外側が退色して色が白くなる。
(yabuさん寄贈のお写真) 
ジェルトン・ハーマイオニー
2006年発表の最新交配種。
気品のある完璧な形。ピンクは外側に向かい
淡くなり、咲き進むとしろに近くなる。
(チェルシーガーデンより寄贈のお写真)
シスター・エリザベス
2005年発表。
ライラックピンクの花色。オールドローズを思わせる
少し乱れたロゼット。中心がボタンアイに。
小型で、鉢植え向き。
(チェルシーガーデンの試験栽培より寄贈のお写真)
ジャクネッタ 
薄杏がかったピンク色。一重から半八重咲き。
花付きよい。鉢植え向き。 
ジャネット
(JANET)
2003年発表。
深いピンク色で外側に向かって色が薄くなる。
ロゼット咲き。ティーローズの香り。
中型樹形だが、ツルバラとしても育てられる。
(チェルシーガーデンより寄贈のお写真)
シャーロット 

典型的なカップ咲き。ティローズの香り。
交配親のグラハムトーマスの黄色より柔らかい。
丈も低めである。花つきは良い。
シャリファ・アズマ

シャローカップ咲きから完全なロゼット咲きとなる。
オールドローズの精髄のようなバラで繊細な美しさ
がある。丈夫なブッシュ型で小型樹形。香りは甘い。
ジュード・ジ・オブスキュア
大輪ディープカップ咲き。強いフルーティな香り。
うどん粉病や黒点病には、事実上掛からないほど
丈夫である。ただし湿気が強いと開花しないこと
があるのが欠点である。小ぶりで鉢植え可。
(やのりんさん寄贈のお写真より)
シュロップシャー・ラス
大輪一重から半八重咲き。背は高い。
みずみずしいピンクがすぐに白っぽくなる。
強健。一季咲き。
ジュビリー・セレブレーション
2002年発表。サーモンピンクの大輪。
花弁の裏をほのかな金色に染め、強健で甘い香り。
エリザベス女王即位50周年を記念して命名された。
中型樹形。
(チェルシーガーデンより寄贈のお写真)
ジュリエット
2006年発売の切花用イングリッシュローズ。
オランダから切り花として輸入された、正真正銘の
D.オースチン作のバラです。切花として購入。
(同じくジュリエット
挿し木苗から咲かせた我が家のパラです。
やはり咲き始めは、香りが素晴らしい!
DAローズ・ジュリエット の名称で流通しています。
ジョン・クレアー
中輪カップ咲き。夏の間もずっと花を咲かせる。
もっとも花数の多いER。香りは弱い。
シンベリン
クラシカルなブラッシュピンクの巨大輪、
八重咲き。ミルラ香。
中型樹形。
(RINさん寄贈のお写真)
シンフォニー
淡い黄色。鉢植え可。
スイート・ジュリエット
(SWEET JULIET) 
中輪ロゼット咲き。燃えるような杏色。
房咲き。ツル性の大型樹形。
ティローズ系の香り。強健種。
スカイラーク

2007年発表の交配種。小型。
ローズピンクの花は満開になると雄しべが見える。
セミダブルのカップ咲き。小型樹形で鉢植え向き。

(チェルシーガーデンより寄贈のお写真)
スキャボロ・フェアー
2003年発表の交配種。小型。
清らかな淡いピンクの花は、カップから大きく開き
金色の雄蕊が羅割れる。
繰り返し咲きに優れている。オールドローズ系の香り。
(チェルシーガーデンより寄贈のお写真)
ストロベリー・ヒル
2006年発表。大型。
中輪で房咲きになる形の良いアプリコットピンク
の花が繰り返し咲く。耐病性に優れる。中型。
(チェルシーガーデンの試験栽培より寄贈のお写真)
スノーグース
四季咲きクライミングローズ。白いポンポン咲き。
枝はしなやかで扱いやすい。耐病性がある。
ムスクの香り。(お写真は我が家のバラです。)
スピリット・オブ・フリーダム
2002年発表。小さな丸い蕾が少しずつ開いて
花びらのたくさん詰まったカップ型の花になる。
輝くような薄いピンクからライラックピンクへと変
わる。病気に強い。ミルラの香り。
(フレグランスさん寄贈のお写真)
セプタード・アイル

中輪オープンカップ咲き。花を葉の上に付ける。
鉢植え可。
セント・オルバン
(ST.ALBAN)
2003年発表。
丸い球状の蕾から浅いカップ咲きに開く。
花の色も濃い黄色からしだいに淡い色へ移行する。
フレッシュな香り。ツルバラとしても育てられる。
(チェルシーガーデンの試験栽培より寄贈のお写真)
セント・スゥイザン
ソフトピンクの極大輪オープンカップ咲き。
強健で病気しらず。一季咲きに近い。香りは甘い。
丈の低いツル薔薇として育てても良い。
(peachさん寄贈のお写真)
セント・セシリア
アプリコット色。中輪カップ咲き。
丈が低くても優雅さを失わない。鉢植え可。
ミルラ系の強い香り。サビ病には注意が必要。
ソフィーズ・ローズ
紅色。花付き極めてよい。強剪定で鉢植え向き。
うどん粉病に注意。