うどん粉病が発生したら、 まず木酢液を含ませたガーゼで患部をていねいにふき取り、 根気よく3日おきくらいの間隔で薬剤散布して治療します。
使用する薬剤はパンチョTF
、ダコニール、ミラネシンなどですが、 薬剤耐性もあるので時々種類を変えます。
この時同時に殺菌剤同士は混ぜませんが 殺虫剤(オルトランなど)や殺ダニ剤(ダニ太郎など)の いずれか一方とは混ぜることが出来ます。
市販のスプレー剤では予防効果はあっても治療効果は期待できません。
私は無農薬派ではありませんが、テントウムシや蜘蛛などの益虫まで 一網打尽になるような殺虫剤(スミチオンなど)はめったに使用しません。
風通しをよくしたり、マルチングしたりして病気や害虫の発生予防に努めてます。 それでもアブラムシやうどん粉病が発生してくれば、ホームセンターなどで 購入できる家庭用の農薬を適時用いることにしています。
我が家では、マルチングにはアメンダーを利用しています。
マルチング以外にも鉢植えの土や地植えの場合も3割程度混ぜています。 ともかく生育がよく花付きもいい!黒点病も激減しました。
アメンダーは、値段も手頃(15kg入り、1500円、送料2袋まで600円)で、 支払いの手続きが簡単なYahooオークション出店の
antique_rose_gardenさんで購入しています。
不定期ですが、こまめに出品されてますのでチェックしてみてください。
(オークションの最後のページが定位置です。)
他にはお値段が高くなります(15kg入り、1450円、送料2袋まで1000円)が、
いつでも買えるのが楽天ショップ内の「緑の風」↓
一番安い(15kg入り、税込み1050円)のが製造元の小西種苗園
ただし注文は電話かFAXで。
* 小西種苗園 〒666-0016 兵庫県川西市中央町8-5 TEL
072-759-0525 FAX 072-758-5825
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5月に雨が多かった今年(2008年)は我が家も、うどん粉病が蔓延しました。
特に困ったのは、蕾にまでトゲ(モス)のあるモスローズで、 患部をふき取れないものですから モタモタしている間に、せっかく付いた蕾を全て真っ白にしてしまいました。
上記の薬剤も試したんですが、あまり効果が無くて困っていましたが、
ポリオキシンとサンヨール乳剤の組み合わせが良いと紹介されていました。
さらに、バラ育てのプロである上記のantique_rose_gardenの責任者の方から カニガラから作られたキトサンが、うどん粉病の予防に効果があるとお聞きし、我が家に
キトサンと木酢液が主体のノースキトンLがあることを思い出しました。
、
ポリオキシンと サンヨール乳剤 とノースキトンLを混ぜて、 雨上がりに散布してみたら・・・
なんと効果絶大!! 翌日にはたいていのうどん粉病変は乾いて治り始めていました。 梅雨の合間のカラッとした夏日だったことも幸いしていると思いますが、これには感激です。
ノースキトンLなら植物活性剤ですから、何度でも撒けます。
農薬は、続けて同じ種類を使用すると、耐性を生じやすいので約1月間は間隔を空けます。
またうどん粉病は、窒素過多になると出やすいので、バランスを取る為にも
開花促進剤(ポスポンFなど)を散布してあげることも一石二鳥になるようです。
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