タチツボスミレ
日本を代表するスミレの一つ。全国に分布する。
淡紫から白い花色。さまざまなバリエーションがある。
葉は心形。中心部の白い色ははっきりしない。
ツヤ(タチツボ)スミレ
葉質が普通のタチツボスミレより厚くて光沢がある。
西日本を中心に海岸沿いや島々に多い。
沖縄のリュウキュウタチツボスミレと呼ばれたのもこの型である。
オトメ タチツボスミレ
距に紫色を残す白花腫。
シチトウオトメスミレ
伊豆七島に見られる大型のタチツボスミレ。
海岸性のために葉に光沢があり、たく葉も大きくて切れ込みが粗い。
写真はシロバナ種のようなのでオトメと付くようです。
シロバナ タチツボスミレ
距まで白くなる白花種。
サクラ タチツボスミレ
花の色が紅紫になるもの。
ケイリュウ タチツボスミレ
増水すると完全に冠水するような川原に生える。
中部地方の矢作川、長野県の木曽川などで見つかっている。
草丈5〜10cmほど。葉には光沢がある。
ニオイ タチツボスミレ
名前の通り良い香りがあり、タチツボスミレの中では華やかな存在。
タチツボスミレより花色が濃くて、中心部の白い色がはっきりする。
花柄に微毛があるものが多いがないものもある。
草丈5〜15cmほど。葉はあまり尖らない卵形で、細長い。
ナガハシスミレ
タチツボスミレの仲間は見分けが難しいが、これはこんなに長い距を持つスミレは
他にないので直ぐに覚えられる。別名『テングスミレ』日本海側に分布する。
草丈は10〜20cm。葉は先の尖った心形で、やや厚くて光沢がある。
シロバナ(シラユキ)ナガハシスミレ
花が純白のもの。